新文芸坐にて「さらば、わが愛 覇王別姫」




 池袋の新文芸坐で映画を観てきました。 「さらば、わが愛 覇王別姫」





 覇王別姫は京劇の演目で、項羽と劉邦の四面楚歌、虞美人との別れの場面です。

 恋人への愛だけでなく師弟愛、親子愛、いろんな愛が散りばめられています。 


 ここで幕を下ろしてもいいのではという辛い場面が何度も。三十年前の映画ですが、激動の時代を生きる古典芸能の世界というテーマが今こそ刺さります。


 泣きました!


 中国一周したのにこの映画知らなかったの、もぐりですね!!


 あと新文芸坐が素晴らしかったですね。映画を見に来るお客さんを大切にしているといいますか、携帯の注意、食べもの禁止、出るときは後ろから出てください…など当たり前の注意を徹底していました。


 落語も携帯が鳴るのが問題になりますが誰も不快にならない完璧な客席という需要もあるのではないかと思いました。



 んなことはどうでもいいんですが、一流の芸人は幕引きまで考えているのだと思います。


 そこでいうと今の私は一流でないと思いました!!