小満ん師匠と駒形どぜう

2024年4月1日月曜日

日常

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 稽古をつけていただいたあと、「江戸に行こうよ。」とおっしゃいました。


 駒形どぜう。


 下足札をもらって上がります。


 「ここはあぐらだよ。」


 小満ん師匠も初めていらしたとき三亀松師匠に言われたといいますか「こういうところはあぐらなんだよ!」と怒られたそうです。


 同じ席に師匠もいらっしゃって、入門したばかりの小満ん師匠、気まずい思いをされました。


 骨がないんじゃないかという柔らかさ。


 ネギをたっぷり鷲掴みにして七味をふって。


 まるをおかわり。


 つなぎに、そらまめ。さらしくじら。鯉の洗い。


 どじょうとくじらが並んであるのがしゃれなんです。


  
 小満ん師匠が俳句を始めたときのお話、その先生をここでおもてなしした話や、あぐらをかける女性の話などたくさん伺いました。志ん生師匠は納豆を持ち込んで、器を洗うのが大変だからととがめられたそうです。



 ごちそうさまでした。美味しくて夢のようなひととき。


 


 こまがたではなくこまかただそうです。


  
 駒形堂はこまんどうってんだよ。こまんだから俺と一緒。



 願いが叶った人が馬の人形を納めたそうです。


 
 駒形堂まで歩いて、橋の上から船徳の大桟橋はここだよ。と教えてもらいました。



 少し川沿いも散歩。



 夜は余計なものが見えないからいいねぇ。



 写真もあんまり撮らないほうがいいよ。撮らないと一番きれいに残るんだよ。と歌舞伎を見に行ったときにずっと寝ていたお客さん、景清を聴きに来た盲人の人の話もしてくださいました。



 今はゲーテを読んでいるそうです。



 かっこいいなぁ。

 

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